麻雀漫画について書いてみる⑯ 雀鬼サマへの道}

今日紹介するのは1996年~2002年に「近代麻雀 ゴールド」にて連載されていた谷口亜夢先生の「雀鬼サマへの道 」

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今30歳前後の人には「雀鬼流」についてほとんど知らない人が多いと思うが、
僕がプロになった10数年前、雀鬼流は業界内で高い知名度と人気を誇っているコンテンツだった記憶がある。

竹書房が雀鬼流をメインに扱った月刊誌「近代麻雀 ゴールド」を発行し、
その中で雀鬼について扱っている漫画やレポートも数多く取り広げられ、
雀鬼こと桜井章一氏や雀鬼流四天王、
雀鬼流のリーグ戦についての情報は毎月入ってきていた。

この漫画はそんな雀鬼流に魅せられた谷口先生が、
雀鬼流道場「牌の音」に通い、そこでの体験や知識を基に書いた漫画である。




雀鬼流についての説明、
その中で戦略や桜井氏の考え方、
これらが内容の大半の雀鬼流入門書的な漫画でありながら、
コミカルな絵と所々の笑いを交えた柔らかい作調であり、
巷の一般麻雀ファンにはちょっととっつきにくい感のあった「雀鬼流」のファン層拡大に貢献した作品、と個人的には思っている。
実は僕もこの作品を入り口に雀鬼流にちょっとだけ興味を持ち、下北沢の「牌の音」に足を運んだ。
当時の道場長だった村瀬さんのお人柄もあって結構「面白い」と感じてその後も6、7回は通ったっけな
※そこからとある事がきっかけで通うの辞めました。これも含めて牌の音についての思い出は別記事でちょっと書こうかな

さて上述の通りこの漫画の内容の大半は雀鬼流のルールおよび桜井氏の麻雀に対する見解である。
雀鬼流のルールの主な特徴が以下の通り
① 第一打の字牌切り禁止
② 聴牌までドラ切り禁止
③ マルAを意識した南2局以降の打牌制約
それ自体が巷の麻雀とかけ離れている点が多いので、書いてる内容もそれとかけ離れた点が多い。
というかこれを差し引いても麻雀の「責任」や「流れ」って観点が強い作風は「読んだら麻雀強くなる」とは、僕の目線からするとお世辞にも言えない^^;
土田先生の大ファンとか、とにかく麻雀のオカルト論が大好きな人は読んでて面白いかもだが、「強くなりたい」と思ってる麻雀初心者・中級者に勧めるかと聞かれると僕としてはNOである。。

ただ競技選手等が「知識の幅拡大」と考えて読むのは悪くないかもな、と思ったりもする。
現代は色々な理論が発達し、それをネットから手軽に拾える中で「自分の知識から大きく外れた考え方」って奴にひたすら拒絶反応を示す若手が多いけど、
以前に以下記事でも書いた通り、「更なる上達」ってものを目指す人が自分のフィールドから明らかに一線を画した異なる考え方に触れる事は結構大事ではある。
まあこの漫画の場合は、「外れすぎてる」って可能性もあるがw
https://susumutakenaka.blogspot.com/2018/04/blog-post_30.html




更に言えば麻雀の心がまえとかについてあながち間違ってないと僕が思う点は多い。
参考までにその一コマ

全体的に自身を「初心者」とこき下ろし、桜井氏を「神様」として表現した上でのコミカルな表現は漫画としても面白いです。
まあこの記事書いた理由の一つが、現在kindleで全巻読み放題だった事を先日知ったからなので、興味のある人は知識拡大の為にも読んでみてください^^

僕も改めて今回の記事書く上で全体読み返したんだけど、
4巻、5巻は実践譜を元にした桜井氏の各打ち手へのダメ出し(主に各自の配牌とそれをベースに描くべき構想についての見解)が細かく書かれていて、
この部分が特にお勧めです。

雀鬼流の特殊ルールゆえの対応とか、オカルト的な見解とかが入ってますけど、
それを差し引いても参考になる色々な見解が含まれていて、
特に「配牌とった後に考えるべき事が何かよくわからない」って中級者位の人は読んで参考になるかと。
でもこの作品の内容をすべて鵜呑みにしてしまうのだけは勧めません。あしからずw

ちなみにこのブログでも麻雀上達するための「考え方」って点は色々と書いて以下にまとめているので、それも参考までに!w
http://susumutakenaka.blogspot.com/p/blog-page_78.html

●まとめ:麻雀漫画について書いてみる
http://susumutakenaka.blogspot.com/p/blog-page_57.html

こちらの記事はhttp://susumutakenaka.blogspot.com/2018/06/blog-post_18.htmlより引用させて頂いております。情報の真偽につきましてはリンク先よりご確認ください。