麻雀プロのネット対局についてのお話 その4}

放送対局について、
競技選手間でもよく話題になる点として

「どの程度自分の手牌を数字どおりに並べるか、そして天地を揃えるか」
という点がある。

放送対局をする際には当然の話だが自分の手牌を映すカメラがセットされ、
多くの視聴者がそれを見ることになる。

その際に視聴者の目線に立って考えるのであれば、
牌は出来るかぎり数字の通りに1234,,,とマン・ピン・ソウ別に並んでいた方が好ましいし、
牌の上下も揃っていた方が良い、
これはまあ見る側の立場で考えると、至極当然の事である。

放送に出るプレイヤー間でも「出来る限りそろえるべきだ」という声は無論ある。
RMUの多井さんなんかは、特にこれを強く主張しているし、実際に対局でも実践している感がある。




ただプレイヤー側の都合による反対意見も無論ある。
「牌をきっちりと並べるのは相手に情報を与える可能性を多少なりともあげる行為」
この主張に基づいて並べないプレイヤーも多い。
各プレイヤーはあくまで自分の勝ちを求めてプレイをしている以上、これは自由権利ともいえるだろう。

僕自身も今までの自分を振り返ってみると、あまり丁寧に並べる方ではない。
「牌の並びくらい見る側にとってそんなに大きな負担じゃないだろ」と正直に思っていたのである。
まあ自分が見る分には全くストレスになっていなかった点が大きい。

ただ今日ちょっとした出来事があった。

今期の雀王決定戦をネットにて観戦していたところ、
麻雀のルールをほとんど知らない我が家の相方が、珍しく麻雀に興味を持って共に放送を見ていた。

そして改めてのルールの基本説明をして、各自の手牌をおって「4メンツ1雀頭」という概念を説明したのだが、

その中で相方がぼそっと一言
「たろうさんみたいにちゃんと数のとおりに並べて欲い」

実際に説明をしている僕としても。
「たろうさんが一番説明材料に使いやすい」と感じていた中での発言だった。

そして「並べなくても問題ないという感覚は僕みたいに麻雀に慣れている人の感覚何だなあ」という点を生まれて初めて強く感じたわけである。

僕等のやっていることが、
麻雀ってものや競技麻雀の普及って観点から考えるべきであるならば、
いままでの「理牌なんて最低限でいい。見ている人も大体わかる」って考えはちょっと間違ってるのかも、と。




2017年現在
私の知る限り少なくとも日本プロ麻雀協会では、
「放送対局中は絶対に牌を数字の並びどおりにそろえる」
という規定はない。

もしもこの決まりを作る決議が総会等で開かれたとしたら、
自分だったらどっちに入れるだろうか?
昨日までは間違いなく「反対」に入れていた。
でも今日は多分「賛成」に入れるだろう。


全体の結果がどうなるか、正直にわからないが、
「見ている人が麻雀に、競技麻雀に興味をもってくれる可能性を1%でも高める」
って事にちょっと意識を持とうと思ったわけであった。

・・・・まあぼくなんて、次に放送対局でれるチャンスがいつかか知らんが(ーー;)w

プレイヤーの皆さん、
観戦者の皆さん、
実際にこの点どう思うでしょうか?

まあいつか僕と会う機会等あったら是非ご意見いただければ幸いです^^

こちらの記事はhttp://susumutakenaka.blogspot.com/2017/11/4.htmlより引用させて頂いております。情報の真偽につきましてはリンク先よりご確認ください。