麻雀プロには実力指標(レーティング)がない件 その1}

サイバーエージェントの藤田社長がこんな事をtwitterで書いていた

https://twitter.com/susumu_fujita/status/879499312710828033




将棋・囲碁・チェスには「レーティング」という数字がある
各プレイヤーの強さ示した指標としての数値であり、
囲碁・チェスにもなると世界のプレイヤーと日本のプレイヤーの比較も出来る様になっている。
興味のある人はググッてみてくださいね^^

ちなみに日本人のチェス上位プレイヤーの中には
最高位戦に所属している中郡慧樹もいて、
「FIDEマスター」という一定以上のレーティングの人が取れる資格を持っていたりするらしい。

日本人史上4人目というのだからこれは結構凄い事だ。
個人的には彼が何故に麻雀プロになったのか、今でも不思議だったりする^^;

さて競技麻雀にレーティングが作れない理由、
最大の理由はもう明確で「ルールが統一されていないから」これに尽きる。
連盟・最高位・協会等、団体によりメインで掲げているルールにも各大会にも微妙なルール差異がある。
よってレーティングを振り分けようにもその指針が統一できないのが現状である。

そしてもう一つは藤田社長もご指摘の通り、
大会ごとのグレードやポイント分配といった基準が無い為だ。

まあ作るにも色々と障害があるのも事実である。
連盟の王位、マスターズ、最高位戦の發王戦、協会の日本オープン、
まあこれらオープン大会を「G1」と同列にくくるにしてもシード体制に大きな差がある為ポイント分配にも少々難がある。
そしてそれ以上に各団体内部のリーグ戦、
そして「十段戦」「雀竜位」といった団体内部限定のタイトル戦、これらについてのポイント分配ともなると、色々と考えなきゃならない点も多い。

更に言えば同じオープン戦でも勝ち抜きシステムやシード体制等には結構な差があるわけだ。
これもどの程度あわせるかという調整点が多い。

ただ結局はルール付けさえすればそれまでの話であり、
これこそまさに部外からすれば
「スポンサーが欲しければ”それ位の整備”は業界内で話をしてちゃんと作れ」
なんだろう。
実際に部内から見てもそう思わなくも無いし、
個人的には出来るところからこういった制度を作っていきたいと思ったりもする。




ただこの手の改革について、
麻雀界とか関係無しに絶対に必要なのが「既得利益を持っている人の自制」というところにある。

新しい制度を作るという事は、オーバーな言い方をすれば強者の自制を文章と挙行によって求める行為とも言えるわけだ。
これは本当に一朝一夕では解消されない点ではないだろうか。
実際に自分が「損するかもしれない立場」ってヤツにたたされて、すんなりそれを受け入れるのは並大抵の事ではない。
まあそれによって100%業界が良くなると解ってれば出来る人が大半だろうが、その保証が無きゃ難しいのが当たり前だ。
もっと多くの人員や金があれば出来るかもしれないが、現在の規模では難しい点が多い。(だからこそ出来てないわけで)

実際協会内部だけで見ても、
「是正した方が協会の為にいいんだろうけど、ゴネる人いるだろうなあ・・・」
と思う点はあったりする^^;

そう考える自分も含めた今の若手・中堅現役選手が出来る事の一つは、
今後現役を続けてもしも既得利益とやらを得られる立場になった時、
「多少自分が損しても麻雀界の発展のために変更を受け入れる」って精神を今から持っとく事なのかもなあ、とか思ったりもする。
まあ僕自身にそんな日が来るとは思えないけど^^;

さて改めてちょっと次の記事で、
RMUのシステムとかWSOM(世界麻雀選手権)のシステムについてちょっと触れようかと思う。
閑話休題的に違う記事いきなりあげるかもなので、その場合はご容赦を
あと、
藤田社長も引用していた麻雀王国さんの以下記事は凄いまとまってて面白かったので、
興味のある方は是非に。(次回以降の記事でも一部引用予定)

http://mj-news.net/column/2017062668923

こちらの記事はhttp://susumutakenaka.blogspot.com/2017/06/blog-post_28.htmlより引用させて頂いております。情報の真偽につきましてはリンク先よりご確認ください。