麻雀も人狼も関係ない雑学話 その11:2018年夏の猛暑の事故を見て思った事}

立秋をむかえ一応今年も秋に突入したらしい。
相変わらずのクソ暑さで全然そんな感じがしないが。

さて今年の夏は観測史上に例がない異常な暑さに見舞われた夏だった。
そんな中で熱中症で倒れる人たちも例を見ない数となったと聞いている。
愛知県のとある小学校では小1男児が熱中症により死亡する痛ましい事故も起こった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180718-00010018-fnnprimev-soci



「今まで何も大きな問題なく行われてきたことだったので、やめるという判断が自分の方ではできかねました」という校長の説明、
過去に例のない猛暑にも拘わらず移動中の水分補給を制限した例年の通りのやり方、
こういった学校側の熱中症に対する認識の甘さが非難されている。

まあただ今回の事件、
学校側や現場の認識の甘さという問題にプラスして、
「どんな変化が起きようとも盲目的に”今まで通りのルールを順守することを優先する”」
という人間の習性ってやつをちょっと見た気がした。

さて皆さん、かの世界的名作であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの「星の王子さま」にて、
王子さまが訪れたいくつかの可笑しな惑星の中に「街頭と点灯夫のいる星」というのがあるのをご存知だろうか?
https://nakabiblio.exblog.jp/5678913/



・その星は小さくて街頭と点灯夫しかいない
・彼は1分たつと街頭に火をつけて、1分たつと消している。休む事すらできない。
・その星は昔はもっとゆっくり自転していた。その頃は点灯夫もゆっくり休めた。
・時点速度は変化したが命令だけは変化しない。結果点灯夫は苦しんでいる。

そもそも点灯夫は自分のやってる仕事の意味も明確には把握せず命令に従っているのみ。
環境が変化してるのに命令だけは変化してない事が異常事態を招いてる事も把握している。
でもルールを破ろうとはしないのである。

人間は社会的集団の中で生きていく生き物である一方、こういった行動習性を見せるケースは歴史を見てもしばしば見受けられる。
ルールを破ったり守ったりする労力、それに発生する責任、こういったものを回避したい怠惰な本質が人間にはあるのだ。

いざ問題が起きたときに、「今までどおりにやってました」という言い分は非常に便利な逃げ口上になるし、
「なんでルールを破った」「なんで今までどおりにしなかった」という事態になると個人の責任問題になってしまうケースも多い。
その結果、
現状に特に疑問を感じず、いや疑問を感じていようと、既存のルールや過去の事例の踏襲を第一にしてしまうのである。

ただまあ個人でリスクを負ってまで柔軟な対応を出来る、実はなかなかに勇気がいるのは、社会に生きてりゃわかる事で。
また人間社会の秩序のためにもルールの遵守ってのも大事でこのバランスこそ大事だったりと難しい部分も多い。

今年の猛暑そして上記の事件、これらが結構今回の記事で書いたような人間の本質をあらわしてるのかもとか思ったのであった。



まあとりあえず、
来年は今年の事例を基に事故が0となる事を祈りたい。
でもそれ以上にそもそも来年はこんなクソ熱い夏にならない事を祈ってるけどね!

こちらの記事はhttp://susumutakenaka.blogspot.com/2018/08/2018_10.htmlより引用させて頂いております。情報の真偽につきましてはリンク先よりご確認ください。