麻雀は生放送にとても向いているゲームである}

Mリーグもいよいよ10月にスタート、
同じくこの時期は協会の雀王決定戦や最高位戦の最高位決定戦等もスタートし、
競技麻雀ファンのネット観戦ピークともいえる季節になってくる。

僕は昔からスポーツ観戦は好きだし、ネット放送が普及し始めた時期から麻雀観戦、そして将棋観戦もしている。
更に言えばスリアロチャンネルさんのご厚意もありそれ以外のゲーム番組とかにも出たりしている。
その経験等から一つ思ってるのは「麻雀は生放送にとても向いているゲーム」という点である。
ちょっと今日はそれについて記事にしようかと。



そもそも生放送は録画に比べて編集などの手間がかからない。
が逆に言うとこれは「視聴者に解りやすい形にする」という作業をするのが難しい点が多いと言える。
・視聴者が飽きないような工夫
・視聴者が理解しやすいような工夫
これをするための以下のような作業
・余分な部分のカット・編集
・注釈テロップ等の追加
これをするのが難しい。特にカット・編集は物理的に無理である。

つまりこの性質上、
「そのゲーム自体は面白いけど生放送には向いていない」という物が、結構あるのだ。
結論から言っちゃえば、麻雀や人狼はこれに向いてる一方で、ポーカーやカタンあたりは難しい部分が多い。将棋はその中間位である。

さてそれについての詳細を書いていこう。
「生放送に向いているゲームか否かを左右する要素」は大きく分けて2つある。
①スピード感
②最低限情報を映像だけ(もしくは音声だけ)で伝えられるか

まず①スピード感。
言うなら「視聴者が飽きない程度の動きが生放送にて常に起きる」という点だ。
麻雀は1局1局、1打1打にそこまで長時間がかかるゲームではない。
対局全体が数時間に及ぶことはあっても画面内では常に動きがある。
将棋はこの点について麻雀より不利といえる。
公式対局では1手に数十分なんて普通の事であり、解説は展開予想はもちろん昼食・おやつについての雑談等をしている。

将棋の場合、最近番組も増えライトなファンも増えた事により視聴者を楽しませる解説者の需要も大きくなってきているのではないだろうかと思う。
今年AbemaTVにて行われれている超早指し戦の「AbemaTVトーナメント」があるが、
これは”直感にゆだねる”というコンセプトは勿論、スピード感のある対局で新規のライトユーザーを取り込むという狙いもあるのではないだろうか。

さて次に②最低限情報を映像だけ(もしくは音声だけ)で伝えられるか
個人的には①よりも大事と考えるのがこれである。

以前に以下記事で例を書いたのだが、
麻雀対局を僕とかが見る場合、音声OFFにしても大きな問題は出ない。
点数・手牌・捨て牌全ての情報は映像から読み取れるし、いずれも非常に明確な形で表示されている。
まあ「ポン・チー・ロン」という発声はあるが、これは別に映像見てれば状況確認もたやすい。
https://susumutakenaka.blogspot.com/2018/07/blog-post_30.html



将棋もこの点は同様で、映像さえあれば知識の高い人は解説が無くとも楽しめるだろう。
これにより「音声情報をフル活用できる」という利点が生まれているのだ。
まあつまりゲーム状況の明示は映像をメインとし、音声によってその一部補佐=実況、解説による状況の深い説明、雑談などの遊び要素、といった付加価値を提供し、視聴者を更に楽しませる物にする、といった構図を容易に実現できているのである。
音声がゲーム状況の明示を阻害する部分が殆ど無いというのが大きい。

ところがポーカーを例にとるとそうはいかない。
そもそも場に映像で示すべき情報も麻雀・将棋と比べて雑然としている問題があるが(カード、チップの双方を明示するには色々と機器も必要)、
それ以上に「コール」「レイズ」といったプレイ、そして積むチップの数、これらが音声である。
つまり実況解説等をここに加えようとした場合、これとバッティングする問題が出てくるのだ。
解説が各プレイヤーを意図を説明するのに支障が出るケースもあるし、遊びの雑談も難しくなってくる。
結果、よほどの工夫や機器が無い限り放送として酷くのっぺりとした物、もしくは混沌とした物になる可能性が高い。

ちなみに「人狼」は音声に情報の大半が偏っているからこそ、映像でそれを補足することがやりやすい。
麻雀や将棋と逆の形で生放送に向いているわけだ。
各ゲームをまとめるとこんな感じだろうか。あくまで直感なので異論は特に受け付けないw

































  スピード感 伝えやすさ 付加情報の付け易さ
麻雀
将棋 ×
ポーカー × ×
人狼



とまあ色々と書いたが、
結論は「麻雀は非常にネットで見やすい面白いゲームである」という点である。
皆さん、10月から始まるMリーグは勿論、各団体のタイトル戦、是非見てくださいね!

以上w

こちらの記事はhttp://susumutakenaka.blogspot.com/2018/09/blog-post.htmlより引用させて頂いております。情報の真偽につきましてはリンク先よりご確認ください。