私見にともなう麻雀プロ紹介その8:成瀬朱美}

本日第11回夕刊フジ杯の麻雀女王が決定するらしい。

昨年の豊後葵、
一昨年の上野あいみ
数年前に水瀬千尋、
獲得者が協会に多数おり、団体戦もClubNPMが過去に2回獲得、
つまりうちの団体にとってとても相性のいい大会であるw

中でも成瀬朱美は第二期、第三期と連覇を達成、
まあこの達成難易度を2017年度現在と比較するのは難しい点もあるが、偉業である事には違いはない。
※ちなみに「タイトル戦の獲得難易度上昇」は別に普通の事。開催される度に規模が拡大するケースが大半なので。

今日はちょっとその成瀬朱美について書いてみようかと。

http://mj-news.net/mjpro/pd/2015100522984




さて彼女が協会に入った時期、実は協会は最大の混乱期にあった。
初代代表が高い理想とそれを実現する体制を描きながら成し得ないままに辞任、
彼の築いた負債の解消に協会があたっていた時期である。

その背景により「団体のイメージ向上」という点が求められていた中、
入会間もない頃から端麗な容姿で注目を受けていた成瀬は様々なメディアに抜擢され、「協会女流の顔」として活動をする事になる。

・・・が、これは今となってはかなりのプレッシャーとの戦いだったと思われる。
現在でも「デビュー間もない頃からメディアに出演をする女流」というのは多くいるが、
当時と今ではそのメディアの数にかなりの違いがある。

特に動画配信コンテンツは「MONDO」くらいしかない時代、
つまりその注目度は現在のネット対局とは比較にならない物だった。
そして当時はまだ女流の絶対数がそもそも少なかった時代、
「MONDOに出ている新人女流」という彼女の立場は、業界中の全視線を受ける物だった訳である。

昔も今も言える事なのだが、
基本的に女流の麻雀に対する世間の評価は、男子に対する物に比べて辛い事が多い。
そりゃまあ女流がメディアに出るハードルの低さを考えると、
「男子のトップに比べて明らかに稚拙な一打」という物はどうしても出てしまう。
がそれを除いても「女流だから」というフィルターを通した辛らつなレベル、言われ無き類の批判というのは存在するのが実情だろう。
※ここらへんについては別記事でまた書くかな。

振り返ってみると、
そんなフィルターを通された中でキャリアの浅い若手女子が今よりも厳しいメディア最前線にいきなり立たされていた訳だ。
活動をする喜びや報酬とかもあった一方で、色々なキツい経験も山のようにしたんだろうし、プレッシャーも凄かったのは今となっては想像に難くない。

10年前の僕はそんな成瀬が果たした重要な役割をあまり考えてはいなかった。(むしろ批判的な立場だった)
ただ業界の整備が進み、女流の人数も増え、放送対局に出演する機会も増えた中、
当時彼女がきっちりと自分の責務をこなしてくれた事が、
麻雀プロ(特に協会)のメディア露出の道をしっか舗装してくれた事につながっているというのは事実だと思っている。
こう書くと故人みたいな表現で怒られそうだがw

さて、
成瀬だけでなく、その前から業界に貢献してきた人達、
協会女流なら田中さん、崎見さんあたりの功績も含めて、
こういった人達の舗装が今につながっているというのは、現在の選手達にも知っておいて欲しい点である。

「感謝すべき」という「恩返し」というよりは、
その感謝をもって「自分の行動が後の基盤になりえる」と考えて「恩送り」する意識をちょっとでも持って欲しい。

改めて業界への貢献度、そして協会への貢献度という点から、
僕は「尊敬するレベルの女流」をあげるとしたら、1位はやっぱり成瀬朱美になる。

ちなみにこんな事を書くと大勢の女流を敵に回す可能性があるので死を覚悟しながら書きますが、
僕が多くの女流を見た中で「なんていい子なんだろう」と麻雀界で初めて思ったのは成瀬です!
いい子なんですよ本当に。
旦那さんもいい人で^^

ただ最後に、
そんな成瀬夫妻についてひとつだけ文句を言いたい事があったで最後に書いておこうかと

数年前
とある業界関係者の結婚式にて僕は久々に夫妻に遭った。
そしてその時3歳になる長男くんと初めて会ったのです。

子供が好きな僕は遊んであげようと駆け寄ったのですが、
ナマハゲでも襲来したかのごとく逃げまどわれ、
そのリアクションっぷりに落ち込んでおりました。

そんな僕に対して夫婦が一言
夫「ごめんね。うちの子は面食いだからさあ^^」
妻「ごめんなさい^^」

100%の悪気無く言ってくる夫妻、
奥で二階堂亜樹さんとキャッキャしている子供、
そして華やかな結婚式とぼっちの自分
その日は枕を涙で濡らしましたとさ

おしまい

あっ、
本日決勝放送のURLはこちらです。
熱い戦いに期待!

http://live.nicovideo.jp/watch/lv294201093?ref=sharetw

こちらの記事はhttp://susumutakenaka.blogspot.com/2017/04/8_14.htmlより引用させて頂いております。情報の真偽につきましてはリンク先よりご確認ください。