渋川難波はやはり強かった件 (第15回日本オープン決勝)}

第15回日本オープン
優勝は日本プロ麻雀協会の渋川難波。

雀竜位、野口賞に続いての三つ目の栄冠、
彼が現協会を代表する打ち手の一人だという事を示す結果だと思う。
https://twitter.com/ClubNPM/status/845967042012360704

しかし今回の渋川の麻雀について解説の木原さんもコメントしていたが、
タイトルには色々な勝ち方がある」という感想を僕も持たずにはいられなかった。

思えば以前にこんな内容の日記を書いた。
http://susumutakenaka.blogspot.jp/2016/11/blog-post_45.html

簡単に言えば、
タイトル戦とは一位のうま味だけが巨大なゲームであり、目指すものは平均着順ではなく一位回数の多さである、
よって
「守りすぎると自滅する」
「普段のフリー等とは違う性質であり攻める姿勢こそが大事
というのが僕の考え方の基本だった。

しかし今回の渋川の麻雀は本当に我慢に我慢を重ねた物だった。
無論展開による所もあったが「僕だったら勝負しているかも」という局面をひたすらに我慢し、確実な局面でしっかりリードを広げて勝ちきる、お見事としか言いよう無い物だった。

ぶっちゃけ僕が上記のように「攻める姿勢の重要性」を考えているのは、
「最終盤にて精神的プレッシャーが大きくなる局面を作らず、その前に決着をつけたい」という逃げの思考が多少ある。終盤前に周りを諦めさせれば、精神的にも点棒的にも楽なのは事実なわけで。

でも渋川はギリギリの局面を恐れず、ギリギリまで詰め寄られても冷静に凌ぎぎった、
これは彼の技術の高さはもちろん、自身の麻雀に持っている自信の表れに見えた。
改めてその精神力と判断の正確さを思い知らされる内容だったと言える。

いよいよ4/2(日)から始まる来期雀王戦B1リーグ、
ここで今年は渋川と戦うことにもなるわけだが、今からもう「出来る限り渋川とあたりませんように」とかちょっと考えてしまう一日だったかもしれません^^;

・・・・まあでも無論打ち手として楽しみな面もあるし、
結局は自分がやれることやるだけですけどね。

改めて自分の麻雀感を見つめなおすいい機会になる決勝だったとも思う。
渋川難波、本当におめでとう!

しかしまあ一方で、
負けた方々のこの勝負にかける思いも本当に見てて伝わってきた決勝だった。

連盟の石立さんとは直接の面識は無いが、
ずっと表舞台に立たず10年以上選手をやってきた人があの舞台をどれ位重く受け止めていた、どれ位勝ちたいかは同じ様にキャリアを積んでいる身として察するに余りあるし、
勝ちたい意志が画面からも明確に伝わってくる内容だった。

そして小倉孝、
思えば9年前の第6回日本オープン、
最後の最後で彼が連盟の藤崎さんの倍満に屈し準優勝に終わったあの時を知るからこそ、彼が今回の決勝に熱い思いを抱いていたのは想像できた。

それらの思いも含めて、本当に楽しませていただきました。
桑原さんも本当にお疲れ様でした。

ちなみに小倉孝が敗れた第6期の観戦記のURLはこちらです。
現Aリーガーの佐久間さんが書いている中々の名作なので興味のある方は是非^^

http://npm2001.com/nihonopen/6-nop.html

こちらの記事はhttp://susumutakenaka.blogspot.com/2017/03/15_27.htmlより引用させて頂いております。情報の真偽につきましてはリンク先よりご確認ください。