東大を出たとある雀士とコラムと嫁についての思い出話}

「東大を出たけれど」
これは当協会の東大出身雀士であり現Aリーガーであり第五期雀王でもある須田良規、
彼が近代麻雀で10年以上前に連載していたコラムである。
以前にこのブログでも以下記事で漫画版の紹介をしたっけ。
https://susumutakenaka.blogspot.com/2017/07/blog-post_5.html



ここ数年で麻雀界に入ってきた人はあまり知らないだろうが、
当時はまだ世に今ほどネット系メディアが広く普及していなかったのもあり、近代麻雀の持つ影響力は業界で圧倒的に強かった中、この作品は多くの業界関係者の中で話題となった。
当然須田良規はちょっとした業界の話題の人になったわけである。
そして当時彼は大久保の「ポン」という雀荘で働いていたのだが、
麻雀の持つ闇の力、それに魅せられたクールな人物、コラムを読んで須田さんにそんなイメージを持った多くの人が店に訪れたものだった。

が、知ってる人は知ってると思うが、
実際の彼はそんなクールな男ではない。
仕事中にもかかわらず怪しい踊りをしたり陽気に騒ぐ彼を知ってた身としては「客が幻滅する姿しか想像できん」と思ったものである。

そんな中のとある日、
「ポン」の常連だった自分が店に行くと、そこで見知らぬ若者が麻雀を打っていた。
(新規のお客さんかな?)
と思いつつも、まあ僕には特に関係ないので麻雀を打っていた。

が、すぐに違和感に気づく。
いつもは仕事中でも怪しい踊りと軽快なトークをしていた須田さん、この日は黙々と麻雀を打っている。
その姿がかえって不気味だったので思わず聞いてしまった。
『・・・須田さん、機嫌でも悪いんですか?』
「ん?何でですか?」
『いや、いつもとぜんぜん雰囲気違うし。』
「いや、いつもどおりですけど?」

これ以上は特に突っ込みを入れることもなくその後数回打つと、その見知らぬ若者がラス半を終えて店を去る、そして最後に須田さんに挨拶をしていった。

そして彼が店を出た瞬間、いきなり文句が飛んでくる。
『ちょっと武中君~?
僕のファンが来てるんだから空気を読んでくれたまえ!
いや~なんかちょっと疲れたし、酒でも飲もうかな!仕事中だけど!』

どうやら彼は彼目当てで来た新規客に対して、クールなイメージを演出したかったらしい。

(アンタこの先ずっとその演技するつもりっすか、、、)
とか思った。
ちなみにこの後、その新規客は店の常連になり、すっかり須田良規の正体を知ることになるのである。



そして僕の中で須田さんといえばもう一つ、やはり今の嫁と出会ったときの事である。
それまで色々な遊びにも付き合ってくれた彼だったが、嫁と出会ってからとにかく付き合いが悪くなった。
それまでは女ほったらかしてパチンコとか付き合ってくれたのにである。(当時は僕も彼も生粋のパチンカー=店の養分、だった)
まあつまりそれだけ特別な出会い、と外から見えた事を良く覚えている。

そして当時は麻雀プロが結婚するケース自体がまだ珍しかったのもあり、その結婚には多くの業界からの祝福があったものである。
だが当時から変わった言動が多かったこの嫁、結婚10年とかになって非常に色々な伝説を残し有名になっていく。
最近そのまとめもできたのでそちらも是非ごらんください。
https://twitter.com/Suda_Yoshiki/status/1084449408874213377



まあでも僕が一番笑ったエピソードは以下のもの。
二人が結婚する直前のとある告白である。
(上記リンクには収録されてないかもね)

嫁「実は、結婚するにあたって一つ大事な事を言っとかなきゃいけないくて」
良規「(・・・・なんだ?改まって・・・・まさか病気?それとも大量の借金?それとも隠し子がいるとか?二股とかしてて結婚前に話をつけてクリアにしなきゃとか?)」
嫁「私実は





年齢を1歳サバよんでたの、、、、ごめんなさい」

この時須田良規は心の底から「どうでもいい」と思ったらしい。
そんな二人だが夫婦になって子供もいまや10歳とか。
時って過ぎてみると一瞬ですねえ。

コラムをいくつか読んで、色々と久々に思い出したのでありました。
興味のある方、ぜひともご購入を^^

こちらの記事はhttp://susumutakenaka.blogspot.com/2019/01/blog-post_11.htmlより引用させて頂いております。情報の真偽につきましてはリンク先よりご確認ください。