将棋界の巨星がまた一つの偉業を成し遂げた瞬間}

昨日からやはり日本ではこの件が大きな話題になっている。

羽生善治氏が永世七冠を達成
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171205-00000123-jij-soci




まあ永世システムについて説明すると長くなるので、
今回これは説明を省きつつも羽生の凄さについて極めて簡単に説明すると。

将棋界には過去25年において7大タイトルと呼ばれる棋戦が存在している。(今年から8大タイトルに変更)
つまり過去25年において、25×7=175人のタイトルホルダーがいるわけだが、
この内の約90人が羽生である。
※無論分身の術などを会得しているわけではない。

僕は結構色々なスポーツ系も文科系も色々なジャンルが好きでみているが、
リアルタイムで見てきた日本人について言えば、
競馬の武豊、
野球のイチロー
そして羽生、
多分この三人はぶち抜けた天才だと思う。

まあこの数字だけでも羽生の凄さが良く解るが、
彼は将棋に取り組み姿勢も他の選手とは一線を画しているといわれている。

長年のライバルである森内俊之は、
「彼の凄さは、周りのレベルも上げつつ、自分のレベルも上げるところにある。勝負の世界にいながら、周りとの差を広げることだけにこだわっていない」と語っており、
実際に感想戦で対戦相手や周りに自分が考える手順を常にすべて明らかにする事で有名である。

彼の中には常に「自分が相手に与えることで、自分も相手から何かしらのものを与えてもらえる」という考え、「そして相手への敬意」ってヤツが常にうかがえる。
上記のニュース記事にある永世七冠後の会見でも
「若くて研究熱心な棋士の棋譜を勉強しないといけない。伝統的な世界だが、盤上はテクノロジーの世界として日進月歩で進んでいる。常にそういう最先端を探求する気持ちでいる」と語っているように若手の研究について深い理解と敬意を示し、それを自分に取込事を命題として課しているわけだ。

この生ける伝説が、こんな謙虚な姿勢を保ててる事、

麻雀プロもガチで見習うべきだと思うw




実際麻雀界もここ10年くらいで劇的な変化を遂げているし、
ネットやデータを利用した戦術研究により多くの新しい考え方が業界に波及してきている。
が、多くのベテランが羽生のような考えを持ってそれを受け入れて謙虚に研究をしているかといえば、正直に僕の目にはそう見えてない。
むしろ否定と拒絶が繰り返されているようにすら見える時がある。

「ただ麻雀を研究していきたいだけし、そのために肩を並べて話しがしだけなのに、若手というだけで取り付く島も無い」
昔とある人がこの業界についてこんな愚痴を言ってたことがあった。
全ての先輩がそうとは思ってないが、僕も似たような経験は何回もした。

今もそしてこれからも、
特に自分世代がベテランとして業界に居るときに、
個人レベルで言えば、
羽生みたいな姿勢で常に若手に教えそして教わり、最善手を目指す姿勢、これを持ってもっと高いレベルの打ち手を目指せる姿でありたいし、
団体レベルで考えれば

若手が意見をぶつけやすくて自分も意見を言いやすい、そういう土壌を作って保つのが僕らがベテランになってきた時に課せられる命題の一つなんだろう。

彼が無しとげた大偉業を見て、改めてそう思うのであった。

まあその前に、
まずは後輩に教えられるようにもっと自分が知識つけなきゃなんだけどねw
それに知識ってヤツはギブアンドテイクの面があって、
「コイツは知識を持っている」と相手が理解すると、相手ももっと色々と出してくれる、そういう面を考えてもやっぱ大事なんですよね。
※この本質はちょっといつか別記事でも書こう。

改めて羽生先生、本当におめでとうございます!

こちらの記事はhttp://susumutakenaka.blogspot.com/2017/12/blog-post_6.htmlより引用させて頂いております。情報の真偽につきましてはリンク先よりご確認ください。