女流雀士についてもちょっと考えてみる その1(ちょっと女流棋士についても)}

いつも通り100%の私見なので苦情等は特に受け付けません(^^;)
あと基本的に記事内は全て敬称略です。

いま世間を騒がせている将棋界の新星 藤井聡太,
ちょっと前に史上最年少での一般棋戦優勝も成し遂げ世間の話題をかっさらった(しかもその中でも最大級規模の朝日杯オープンだというのだから凄い)。
が、将棋をある程度知ってるファンがそれよりも注目してたかもしれない同時期のこんなニュースがあった。
まあ歴代中学生棋士の方々のすさまじい実績を知ってるファンからすれば、「藤井なんてほっときゃその内タイトル勝つでしょ」って考えが多いだろうしw

<将棋>里見女流名人奨励会退会が確定…26歳までに四段昇段ならず
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180218-00000165-sph-ent





事前知識をいくつか
・将棋プロ=「棋士」と「女流棋士」は資格取得条件がそれぞれ異なる。
・女性が正式な「棋士」の資格を獲得した事例は長い将棋界の歴史でも過去0
・この記事で取り上げられてる「里見香奈」は現在女流タイトル6個中5個を保持しており歴代記録も全てを塗り替える可能性濃厚な「史上最強の女流」

そんな彼女が「棋士」の養成機関である奨励会にて一定の成績をあげる事が出来ず、年齢制限にて今年度で退会となったわけである。
歴代で一人もいない女性の「棋士」の誕生を期待していた多くのファンから「里見でダメなら誰ならできる?」という声があがっても無理はない所。それ位に彼女の実績は凄い。
まあ現在奨励会三段(プロの一歩手間)にはもう一人女性(西山朋佳)がいるので、こちらの可能性も含めるとまだ悲観しきるわけでもないが。

さて改めて上記の原因は何か?と考えた時にいくつかあげられる点がある。
① 女性と男性の生物的な差
② 女性と男性の競技人口の差
③ 女性と男性の競技における賞金および待遇の差

そもそも脳構造・生物学的構造がある以上、男には向いているが女には向いていない、という事象はどうしてもあるのかもしれない。
が、それ以上に②の様な絶対的な競技人口差があるとすれば、女性棋士が誕生していないのもしかたないだろう。
これは単純な確率な問題で、ぶっちゃけこれこそが一番の要因である可能性が高いかもしれない。そして麻雀プロについてもこの点は共通する部分が若干あるだろう。

一方で③については細かい点は僕も知らないので間違った認識はあるのかもだが、
実際に公表されている将棋のタイトル戦の賞金は正式なタイトルと女流タイトルにおいて数倍の賞金差がある。何より女流棋士の引退していく傾向等を見ても「女流だけじゃ生活できない」という状況はおそらくあると思われる。
この点は麻雀プロと逆の点が多く興味深い。
麻雀プロは女性の方が業界に守られている面もある。
まあ業界の規模も構造も違いすぎて一概に比較はできないが^^;





さて上記の通り将棋において女性と男性の実力差は実績の面から明確になっていると言える。
でも、それでも女性の力が必要だからこそ、各女流棋戦のタイトルは男子同様に宣伝されているわけだ。

麻雀界はどうか?と考える。
麻雀というのは将棋のように女性と男性の実績に極端に差が出ているわけではない。(無論運要素の多いゲームって点も理由かもだが)
女流Aリーガーだって過去歴代で何人かいるし(協会なら初音舞、崎見百合、蔵美里の3名)、
女流が男女混合のビッグタイトルを獲った例もある。(近年だと佐月麻理子)
これは上述の競技人口比率差を考えると、けして少ないと言える数字ではないだろう。

が将棋と同様に「女性むけの合格基準(女流合格)」が存在しているのも事実である。
これは将棋と同様に「業界に女性の力が必要だからこそ」だ。

まあ一方で、麻雀ってゲームの性質や業界の構造上、ただでさえ麻雀プロってのは一般愛好家のサンドバッグになる面があるため、
「女流合格」ってのが将棋よりも大きな批判対象になってる感は否めない。
また、個人的には「男だろうが女だろうが強い奴は強いし弱い奴は弱い」くらいにしか僕はおもってないけど、結構世間はそう考えてない人が多いみたい^^;
だって男だって「この子大丈夫?」って新人なんて山ほど見てきたし。
まあ上記の通り女性専用の基準がある以上、標準偏差=全体のレベルのばらつき、って奴があるのは自明の理なんだろうけどね。

改めて
色々と女流プロが持ってる難しさ、
将棋界には将棋界の難しさがあるのかもだし、
麻雀界には麻雀界で難しさがある。
冒頭のニュースを見てそう思ったりしたのだった

さて、麻雀の女流プロの位置づけとか存在意義とかは男子プロ目線でもうちょっと深堀した記事に続く。できれば「これから女流になる事を考えている」って人の参考になる記事にできりゃいいんだが。









ただ結構色々と書く事はあるので、長文になるだろうから気が向いた時にコツコツあげますw
ちなみに既述の通り僕個人としては、「打ち手評価」って点については別に女性とか関係ないと思ってるし、これは長年この業界に生きてきた人なら当然の感覚かと。
ただまあ女性にしかできない事が色々ある一方で男性から女性への嫉妬もあって、そこから色々と意見がでるのもまあ当然だろうなあと思ったりもするわけで。

とりあえず次の記事(いつ書くかは未定)に続く

こちらの記事はhttp://susumutakenaka.blogspot.com/2018/03/blog-post_14.htmlより引用させて頂いております。情報の真偽につきましてはリンク先よりご確認ください。