初心者が強くなる為の考え方について その3}

前回の続き。
中級者から上級者あたり脳内についてちょっと説明を少々。
https://susumutakenaka.blogspot.jp/2018/04/blog-post_27.html



前回の通り、初心者は経験を積んでそこから知識を徐々に得ていきます。
そして最初はただ雑然としていた知識が増えていく。

ただそうしていくとやがて雑然とした知識についてある程度の傾向がその人の中で見えてくる。

そしてそれをある程度自分の中でカテゴリーわけ・整理される。
これがようやく中級者の域。

そしてこういった知識収集とカテゴリ分けを繰り返すと、更に見えてくるものがあります。
各知識の連結、そしてそれが対象(今回は麻雀)にどのような影響をもたらして連結しているか、そしてそもそも対象の実態がどのようなものなのかという根本的事実です。
これが上級者と呼べるレベル。

ここまでくると対象の実体を捕らえることが出来ているレベルであり、今まで直面しなかったようなケースでも全て自己判断で対応できる様になります

日本の武道等で「守・破・離」という考えもあるので、興味ある人はググって見てください。

さて細々色々書きましたが、
ぶっちゃけこれらは麻雀の上達と直接の関係はない文章ですw

が、イメージを持っておいて欲しい部分なので書いてます。

理由は前回も書いたように、
「効率的な学習方法ばかりを追い求めるのは危険」
という点を知っておいてほしいからです。

以前にネットで見つけた記事もちょっと紹介
https://note.mu/matsuhiro/n/n3753f0e311f6





一部抜粋
現在の世の中にはネットを使って効率よく学習できる方法がいくらでもある。
例えば料理であればクックパッドを開けばどんなものを作るにも困らない。
しかしこれを使って経験をつみ続けても「食材をどう組み合わせると何ができるのか」「どんな調味料を使うとどんな風味になるのか」という”感覚”がいつまで経っても育たない。効率があまりにも良いからこそ、そこで思考停止してしてしまうこともあるのだ。
本当に応用の効く力をつけたいと思ったら効率という考え方からは一度離れて、自分なりに試行錯誤を繰り返していく必要がある。

まさに僕が言いたいことの一つ。
初心者・中級者が「手っ取り早く上手くなりたい」という事でとにかく良質な情報を求めてくる姿を見かけますが、これに対して多くの上級者は「楽しむ事が大事」と返す最大の理由です。

今回の関連記事で触れてきたような脳内遷移を引き起こすには
①経験を知識に変換するスキル
②不要な知識を整理・削除するスキル
③知識を連結させるスキル
こういったものが必要になってきます。

ですがこれらは他人に教わることは出来ない。
細かい理由はいつか別記事で書くかもですが、
最大の要因は「自分の経験や脳内に既にある知識を利用するスキル」であり、
他人があなたの脳内を覗くことが出来ない以上、正確に教えるのは不可能な為です。
特に②の「無駄な知識の削除」、これをやるにはそもそも知識や経験のストックが必要です。
あなたの知識(手持ち)があなたにしかわかりえない以上、
結局トライ&エラーを繰り返して本人の中で整理・構築をするしか手段が無いのです。



最後に改めて、
ここまで何回も「とにかく経験をつむべき」と書きました。
でも実は効率を追求した学習(有名プロに教えをこう等)も別に悪いわけではないです。
というか効率を追求する時期も確かに必要です。

早い話、ルールを覚えた後に手っ取り早く中級者レベルになる為にまずは書籍をはじめとしたそういった情報を仕入れることを優先するのもいいでしょう。

しかし、いつまでもこういった「効率的な学習法」に依存していると、その先が開拓できません。基礎的な力が身についたら、お仕着せの教材は捨ててその世界にドップリと浸り、手持ちのストックを増やす必要性が必ず出てきます。

まあ「そこまでの域で十分」と考えるならそれもOKですが、
麻雀を深く理解した人の多くは、これから学びたい人に対してやっぱり更にその先を楽しんでほしいという思いが前提にあるからこそ、楽しんで経験を増やす事をすすめるわけです。
自分なりに冒険をし、道に迷いながら自分の世界を少しずつ広げる、これが大事と。

私見をいえば、
今まで書いてきた地道な経験と勉強は、一見効率的に見えないかもだけど、長い目で見ると手戻りが少ない確実で効率的な方法と思われます。

そして本人のやる気は本人の失敗がトリガーになる場合が多いのも事実。
僕自身の経験を一ついえば、生まれて初めて「意識して狙ってあがった役」、実はジュンチャンでした。
本に書いてある「3ハン」という数字を見て凄そうと思い、
実際に鳴いてあがって2000点貰ったときに安くてびっくりして、
そしてこれが印象に残って「もっと点数計算をちゃんと覚えたい」ってスイッチが入ったのです。

結局自分を動かせるのは経験と印象。
そういう意味でもやっぱり経験です。



とまあ、三回にわたり長々書いたがついでに改めてのまとめをもう一つ。
多くのプロが「麻雀上手くなりたければとにかくたくさん打て」というてのに対して、
「経験が大事なんて当たり前の事解ってる。質問者が聞きたいのはそうじゃなくて、もっと効率的な方法だ。教えることを放棄するな」
という人がたまにいます。まあこれは前回も書いた通りw

その手の方々に、
「専門家が”クックパッドみたいなマニュアルレシピを見ればちゃんと料理はできるが、スカスカな知識ゆえに本質は全く理解して程度のレベル”を推奨すると思います?」という点、
「そもそも貴方の知識はスカスカだったりしないですか?」
という点、
これをちょっと問いかけたいところです。
「俺は専門家じゃないからそれが当然」と仰るならまあごもっともですが、それなら一々口を(ry

そして最後に、
特定個人を効率的に上達させる方法、これは一応あります。

でもこれをするには、その人の考え方や現時点の知識を徹底的に理解したうえで、興味を刺激する形で教育していく必要があるのです。
つまり「効率的」ではあれ、すでに「手軽」ではない物になります。
ゆえにとてもお勧めとして書けるものではありません。

以上かな

こちらの記事はhttp://susumutakenaka.blogspot.com/2018/04/blog-post_30.htmlより引用させて頂いております。情報の真偽につきましてはリンク先よりご確認ください。