下手なのに強い人、上手なのに弱い人 その2}

前回の続き
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「で、武中さん、”上手なのに弱い”と思われがちなタイプの条件、って何があるんでしょうか?」
『まあ大きく分けて4つの要素があると僕には見えてます。
そして前も言いました通り、これを満たしていない人ほど”下手なのに強い”って見られるタイプですね。』
「じゃあそれぞれ教えてください。」

『その① 色々な事を考えすぎている人
とにかく色々な細かい事に気付いていて、状況に応じて打ち方コロコロ変えるタイプですね。
この手の人は”渋いダマテン”とかよくやる事が多いです。
まあその大体は”ヌルいダマテン”になるんですが^^;』

「それって駄目なんですか?色々考えて細かい事に気づく人の方が上手に思えますけど。」
『それ自体は悪くないんですけど、この手のタイプは”拾った情報を捨てる or 優先順位付けする”って事がちゃんとできてない人が多いんですよ。
結果として状況にそぐわない事やったり、局ごとでやってる事が全然かみあってなかったり。
結果として”何も考えずリーチしまくる方がマシ”って形になっちゃうケースが結構多いですね。』
「はあ。なるほど」



『その② リスクを恐れすぎている人
とにかく放銃回避を第一に考えるガチガチタイプですね。』

「・・・それもダメと?放銃回避する人=上手いと思いますけど」
『その考えがそもそも間違いで、世の中に放銃しない人なんていませんよ。
特に自分に好手が入ってる時に放銃するのなんてむしろ必然です。
にもかかわらず不自然な手順でアタリ牌とめてその事に喜んでしまう、
そしてその裏で不自然なアガリ逃し連発して負ける結果、”上手いのに弱い”ってタイプに見られるわけですね。』
「・・・」
『あれ、キバヤシさん、どうしたんですか?心当たりでも?^^;』
「・・・そんな事は。じゃあ3つ目を。」



『その③ トータル収支という考え方が出来てない人。
具体的に言えば序盤にマンガンとかのリードとった瞬間から異常に着順を意識しすぎたゆがんだ打ちまわしするタイプですね。』

「・・・いや、なんでそれもダメなんでしょう?」
『まず序盤からリードを意識しまくってそのままの着順をキープできるなら苦労はしないです。
それ以上にこの手のタイプはトータルでみると着順でも大して勝てない一方で素点と祝儀Pでボロ負けします。
つまり”トータル”って考え方が出来てないので、”賢明に打っているのに気づいたら負けてる”って見えるケースが多いですね。』

「あの、
ここまでの武中さんの意見を聞くと”もう何も考えずに攻めまくる人=弱くて強いと思われる人”のほうが実は強い、と聞こえるんですが、そこはどうなんでしょう?」
『フリー雀荘についてはそうですね。
”上手なのに弱いと言われるタイプ” →  ”本当に強い”ってケースより
”下手なのに強いと言われるタイプ” → ”本当に強い”ってケース、
後者の方が多いと思います。
何も考えずにガンガン前に出てるおっちゃんとかおばちゃん、実はそこまで非効率な事してないケースが結構ありますよ。』

「えっ、本当に?信じがたい・・・」
『理由はルールです。
フリーのルールは全体的に見ると攻めた方が断然有利だからです。
細かい事考えすぎる位なら両面貼ったら全部リーチした方がマシな位です。
まあ勿論、本当に強い人って言うのは今回出たような要素をちゃんとバランスもって理論的に考えて、
必要な情報を拾って捨てて、
リスクを軽視しすぎず重視しすぎず、
トータルを考える、
これをやってます。
でもそこまでやってる人なんてフリーにいるお客さんの1%もいないでしょうね。
”やってるつもり”って人はいますが。』



「あの、そういえば要素は4つでしたよね?最後の一つが出てないですが。」
『ああ、、、聞きます?』
「はい。」

『その④ イケメン』
「・・・・」
『・・・・』
「・・・・ガチなんですか?」
『だってそうなんですもん。
まあこれは”上手くて弱く見えるタイプ”というより”上手く見られるタイプ”ですけどね。
イケメンは間違いなくブサメンより麻雀上手にみられますよ。』

「麻雀関係ないじゃないですか・・・・」
『それくらいに世間の”打ち手の実力評価”ってのはテキトーなんですよw
女性って理由だけでやたら弱く見られる、とかもあるし、
偏見やイメージで90%くらい基本決まりますからね。
まあ他人の実力を評価するってのは実はものすごい高いスキルが必要で、
正確に誰か一人を評価するのは実は凄い時間と労力がかかります。
娯楽の範囲で出来るレベルの話じゃないので当然ではありますが^^;
そういう意味では実力を評価したければやはりリアルよりネットの方が確実ですね。
もう嘘偽りが出来ない結果がベースで評価されてるわけですから。そして何より顔が見えないし。

というわけで麻雀の世界でも”ただしイケメンに限る”はあるのでしたw

おしまい

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