リーチ後のカンについてのお話 その2}

さて前回書いたリーチ後のカンに対する規定の続き

http://susumutakenaka.blogspot.jp/2017/05/blog-post_15.html




カン規定によるチョンボ、
協会の対局にて良く覚えているのが以下の形

②②77788999東東東
10年以上前の対局でこの形をリーチして、
7をカンしてリンシャンで8をツモり意気揚々と「16000オール!」と発声し、
直後に僕と佐久間さんに「いやそれチョンボですから」と突っ込まれた人がいた。

この形の場合、
789の面子×2と79のカンチャンによる構成を否定する事になるので、
リーチしたら7と9はカンできないのである。

そしてリーチ後のカンと言ったら忘れられない伝説を持っているのが武中兄である。

11123④⑤⑥⑥⑦⑧七九
とある日のフリーにて、
この形でリーチをした兄。
対面の親から追っかけリーチを受け持ってきた直後の1をアンカンしたのだった

23④⑤⑥⑥⑦⑧七九 1111(アンカン)
はう!
テンパって無い!!

さすがにテンパイ⇒ノーテンになるアンカンは後にも先にもこれ以外に見たことは無い。
ただしこの時一番不運だったのは、
この酷いカンによりロン牌をとめられて、12000のチップ2枚を貰えなかったトイメンの親であるw
※なお武中兄はかってチョンボ王と呼ばれたくらいにチョンボが多い

さてちょっと最後にもう一つ。
これは麻雀のルールのさらに複雑な話にもなります。
カンについて以前ツイッターでちょっとだけ話題になった形がある。

①②③④⑤⑥7779 8888(アンカン)
ここからリーチをしたとして、7をカンできるか?

普通に形だけみればカンなんてできるわけがないのだが、実はそうではない。
すでに8を自分でアンカンしている以上、この手の待ちから8は除外されるべきと見れるからだ。

麻雀には「自分の手牌構成上すべて使い切っている牌は待ちと見なさない」というルールがある。

たとえば
九九九123456中 中中中(ポン)
中が既に自分の手牌から見て残ってないから待ち無し=ノーテン

2388発発発 444(ポン) 234(チー)

4が既に自分の手牌から見て残ってない=1待ち(4は待ちではない)
となる。




先ほどの形に戻ろう。
①②③④⑤⑥7779 8888(アンカン)
この待ちは「9」である。
既に8をカンしている以上、8は除外されているのだ。

さてここでリーチをしたとして、
ソーズの待ちは8が無いと見なされている以上、既に面子構成が7アンコで固定されていると見なせるという見方もある。
それはつまり7をカン出来る!とも取れるわけである。

よってこれについては僕は「カン可能」と考えたが、「カン不可能」という意見もやはり多かった。
つまり「ただの8がカラの89待ちと見なすべき」という考えである。
そうなると僕の中ではなんとも曖昧な部分が多くなる。特に「それなら中ポンの中タンキとかもテンパイと見なすべき、なのに実際はテンパイ料をもらえない」という点に矛盾があると感じた。
でも今度は「テンパイ料とはテンパイ形に払うのではなく、あがれる権利に払われている」という考え方が出たりで、
結局水掛け論に決着は付かなかった^^;

まあどっちが正解かと言いたいわけではなく、
やはり麻雀のルールとは追加に追加を重ねたが故の不整合を抱えたゴミ屋敷である、
という側面を改めてみた
、というだけである。

ちなみに7カンについてMUの小林剛さんはカン肯定派だった。
それを剛さんが明言した瞬間にいきなり賛同者が増えたことにちょっとイラっとしたのも覚えているw

結論:やはりこの世は肩書きは大事!w

こちらの記事はhttp://susumutakenaka.blogspot.com/2017/05/blog-post_17.htmlより引用させて頂いております。情報の真偽につきましてはリンク先よりご確認ください。